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【20ツインパワー4000XG】水没歴あり!リールが突然回らない!回転不良の原因とフルリフレッシュ作業内容


【ご依頼内容】



  • 機種:シマノ 20ツインパワー4000XG

  • 使用環境:サーフメイン(海水使用)、水没歴あり

  • 症状:突然リールが回らなくなった






【点検結果と不具合内容】



分解・点検を進めた結果、以下の症状を確認しました。


  • ベアリング数点がサビ固着・摩耗によるゴロツキ、異音、回転不良

  • メインシャフトとピニオンギアが固着


     → 無理な操作により内部ギア破損

  • ラインローラーのゴロツキ、異音発生





【作業内容とご提案】



【主な交換パーツ】


  • YAMAベアリング ×6点交換(純正比で高耐久&スムーズ)

  • ドライブギア・ピニオンギア・中間ギアL

    中間ギアS・メインシャフト・ウォームシャフトギア•ローター受けカラー交換


  • ラインローラーはお客様希望で交換なし



【料金内容】


【ベアリングについて】

弊社では、高品質なオリジナルベアリングを標準使用。

純正品(1点あたり1,375円)での交換も可能ですので、ご希望があればお申し付けください。



【なぜ水没後すぐにオーバーホールが必要なのか?】



リールが海水に浸かると、

乾いたように見えても内部には塩分が残留します。


この塩分は、


  • 空気中の水分と反応しサビを発生

  • グリスやオイルが劣化して金属部品を腐食



という悪循環を生みます。

これにより、徐々にリール内部で固着や摩耗が進行。

最終的には今回のようなギア破損・回転不能に至るケースが少なくありません。

この場合、どうしてもパーツ交換が増えコストがかかっえしまいます。



【グリス・オイルの役割】



  • グリス:金属同士の摩耗防止、潤滑

  • オイル:可動部のスムーズな動きを支え、防錆効果も



これらが適切に塗布されていないと、

リール寿命は大幅に短くなってしまいます。





【まとめ】



海水使用後は、症状が出ていなくても必ずオーバーホールを推奨します!

トラブルが起きる前にメンテナンスを行うことで、

結果的にパーツ代・修理代を抑え、リールの寿命も延ばすことができます。


20ツインパワー4000XGは、

今回のフルリフレッシュによって、

新品同様のスムーズな巻き心地を取り戻しました!


リールメンテナンス・オーバーホールのご相談は、

お気軽にReelBase YAMAまでお問い合わせください!


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