【20ツインパワー4000XG】水没歴あり!リールが突然回らない!回転不良の原因とフルリフレッシュ作業内容
- 山 リールベース
- 4月28日
- 読了時間: 2分
【ご依頼内容】
機種:シマノ 20ツインパワー4000XG
使用環境:サーフメイン(海水使用)、水没歴あり
症状:突然リールが回らなくなった
【点検結果と不具合内容】
分解・点検を進めた結果、以下の症状を確認しました。
ベアリング数点がサビ固着・摩耗によるゴロツキ、異音、回転不良
メインシャフトとピニオンギアが固着
→ 無理な操作により内部ギア破損
ラインローラーのゴロツキ、異音発生

【作業内容とご提案】
【主な交換パーツ】
YAMAベアリング ×6点交換(純正比で高耐久&スムーズ)
ドライブギア・ピニオンギア・中間ギアL
中間ギアS・メインシャフト・ウォームシャフトギア•ローター受けカラー交換
ラインローラーはお客様希望で交換なし
【料金内容】

【ベアリングについて】
弊社では、高品質なオリジナルベアリングを標準使用。
純正品(1点あたり1,375円)での交換も可能ですので、ご希望があればお申し付けください。
【なぜ水没後すぐにオーバーホールが必要なのか?】
リールが海水に浸かると、
乾いたように見えても内部には塩分が残留します。
この塩分は、
空気中の水分と反応しサビを発生
グリスやオイルが劣化して金属部品を腐食
という悪循環を生みます。
これにより、徐々にリール内部で固着や摩耗が進行。
最終的には今回のようなギア破損・回転不能に至るケースが少なくありません。
この場合、どうしてもパーツ交換が増えコストがかかっえしまいます。
【グリス・オイルの役割】
グリス:金属同士の摩耗防止、潤滑
オイル:可動部のスムーズな動きを支え、防錆効果も
これらが適切に塗布されていないと、
リール寿命は大幅に短くなってしまいます。
【まとめ】
海水使用後は、症状が出ていなくても必ずオーバーホールを推奨します!
トラブルが起きる前にメンテナンスを行うことで、
結果的にパーツ代・修理代を抑え、リールの寿命も延ばすことができます。
20ツインパワー4000XGは、
今回のフルリフレッシュによって、
新品同様のスムーズな巻き心地を取り戻しました!
リールメンテナンス・オーバーホールのご相談は、
お気軽にReelBase YAMAまでお問い合わせください!

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