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山 リールベース

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登録日: 2021年5月2日

記事 (28)

2025年11月3日3
「鉄壁の保持こそ静寂の鍵」—21セルテートSW ベアリング6点リフレッシュ整備—
セルテートSWメンテナンス

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2025年10月27日2
23ヴァンキッシュ気になっていた強い違和感の解消
🔧リール名と概要 シマノ 23ヴァンキッシュ(Vanquish) 軽さと高感度を両立した、シマノの「クイックレスポンスシリーズ」の代表格。 今回はリーリング時のゴロツキ感とコツコツとした異音が気になるとのことで、オーバーホールのご依頼をいただきました。 ⚠️症状 ・巻き初めでザラつきを感じる ・一定のテンション下でコツコツとした打撃感 ・軽負荷時の回転フィールが不均一 🔍原因解析 分解の結果、ドライブギア・ピニオンギア周辺のグリス劣化と、 ベアリング内の摩耗・異音発生が主な原因でした。 特にメインシャフト軸受け部のベアリングが汚れと微細なサビを抱えており、 その抵抗が巻きの“ノイズ感”につながっていました。 また、ローター部のバランスずれもわずかに見られたため、 洗浄後に再組立て時のトルク調整で補正しています。 🧩交換パーツ (※見積もり内容に基づく) ドライブギアベアリング ピニオンギアベアリング メインシャフトOリング ローラークラッチベアリング グリス・オイル全交換(YAMA SRL仕様) 🧰整備内容 全分解・超音波洗浄 ギア・ベアリング類の状態点検 摩耗パーツ交換...

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2025年10月21日3
SHIMANO 21ツインパワーSW 力強い巻きを取り戻せ
サーフフィッシングで酷使され、巻き取り時の“ゴリ感”が顕著に出ていた個体。 ツインパワーSWは高剛性ボディと高耐久ギアが特徴ですが、潮噛みや負荷による摩耗でフィーリングが悪化することがあります。 ■症状 ・巻きの重さ、ゴリ感(特に一定リズムでのザラつき) ・ハンドル回転時の抵抗増加 ・オシレート動作時の異音 ■原因解析 サーフでの使用により、塩分と砂粒の混入+ギア摩耗が進行。 特にピニオンギアとドライブギアの噛み合わせ部が摩耗しており、 負荷下での回転抵抗とノイズを発生させていました。 また、内部ベアリングのグリス劣化・錆による回転ムラも確認。 ■交換パーツ ・YAMAベアリング ×3 ・ドライブギア一式 ・ピニオンギア ・中間ギア大(XG) ■整備内容 ・全分解洗浄(ボディ・スプール・ローター) ・塩分除去+超音波洗浄 ・ベアリング交換(YAMA高精度ベアリング仕様) ・ギア3点交換後、ギアバックラッシュ調整 ・グリスアップ(部位別にウレア系・フッ素系を使い分け) ・ドラグメンテナンス、スプール軸の芯出し調整 整備後は巻き抵抗が軽減し、SWらしい**“力強さと滑らかさの両立”*...

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