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【オーバーホールレポート】21ツインパワーXD|ゴリ感&ノイズ解消のリフレッシュメンテナンス

今回は「21ツインパワーXD」のリフレッシュオーバーホールをご依頼いただきました。

使用中にノイズとゴリ感が気になるとのことで、内部の徹底メンテナンスを行いました。





【診断結果と交換内容】



分解・洗浄後の点検で以下の内容が確認されました:


  • ベアリングの摩耗・錆び → 回転時のゴリ感と異音の原因

  • ドライブギア・ピニオンギアの摩耗 → リーリング時のスムーズさに影響

  • ラインローラーの回転不良 → ゴメクサス製2BBへ交換


主にベアリング6点の交換とギア類のリフレッシュ、さらにラインローラーの強化を行い、

巻きの軽さとスムーズな操作感を復活させました。


今回は消耗品はほぼ総入れ替え。

しっかり使い込まれているとやはりパーツ交換は多い。


【交換パーツと料金一覧】



【21ツインパワーXDのメリット】



21ツインパワーXDは、シマノの中でも「剛性」「耐久性」を重視したモデルです。

特に、ショアジギングやロックショアのような過酷な状況でもその強さが際立ちます。



主なメリット



  • HAGANEボディ&ギア:冷間鍛造の強固なボディは歪みが少なく、パワーロスが極めて少ない。

  • X-PROTECT:水の侵入を防ぎ、内部パーツの劣化を抑制。

  • 大口径ローター:巻き取り力が高く、長時間のファイトも安心。

  • SWフィールド対応:潮風や砂にも強く、サーフやオフショアでもトラブルが少ない。






【21ツインパワーXDのデメリット】



もちろん、万能というわけではありません。


  • 初期グリスの抜けやすさ:使い込むとノイズやゴリ感が出やすい。

  • 高負荷時の微振動:重負荷時に若干の振動を感じることがある。

  • 金属ローターに比べ軽く、材質的にも撓みやすい。そのためベールやラインローラーなどへのダメージが大きい。



→ しかし、このデメリットも定期的なメンテナンスで解消できます!





【メンテナンスの大切さ】



21ツインパワーXDは剛性が高く、耐久性も優れていますが、

過酷なフィールドで使われることが多いため、内部の劣化も進みやすいです。



メンテナンスポイント



  1. 使用後は真水でしっかり洗浄

  2. 内部の乾燥と注油

  3. 半年〜1年に1回のオーバーホール



特に海水が混入した場合、見た目が問題なくても内部で錆びや固着が進行しています。

早めのオーバーホールが長く使う秘訣です。





【まとめ】


今回のリフレッシュオーバーホールで、21ツインパワーXDは新たな命を吹き返しました。

剛性・耐久性を持ちながら、巻きの滑らかさとパワーも取り戻し、

また過酷なフィールドでも安心して使える状態になっています!


大切なリールのメンテナンスは、ReelBaseYAMAにお任せください!

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