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【23ストラディック C3000XG】糸ふけがスプールの下に落ちる?「アンチツイストフィン」ができること、できないこと

【23ストラディック C3000XG】糸ふけがスプールの下に落ちる?「アンチツイストフィン」ができること、できないこと

1 時間前
読了時間: 5分

ルアーを動かして、少し糸ふけが出る。

そのままハンドルを回したら、ラインがスプールの下に入りそうになった。

「このリール、糸ヨレに弱いの?」

そんなとき、知っておいてほしい仕組みがあります。

今回の主役は、2023年発売のシマノ「23ストラディック C3000XG」。ギア比6.4、ハンドル1回転あたりの最大巻上長94cm、商品コード045867のスピニングリールです。SHIMANO シマノ

結論は、アンチツイストフィンは糸ふけ由来のライントラブルを軽減する部品であって、発生した糸ヨレを何でも消してくれる装置ではない、ということ。

まずは糸の状態とフィンを分けて見てみましょう。

ラインローラーの横にある、小さな「フィン」の仕事

23ストラディックには「アンチツイストフィン」が搭載されています。

ラインローラーは、糸をスプールへ導くための回転する部品。その近くに置かれている、弾力のある小さなフィンがアンチツイストフィンです。

シマノの公式説明では、フィンによってラインのたるみを抑え、スプール下部へラインが脱落したり、ラインがよれたまま巻き付いたりする現象を軽減するとされています。SHIMANO シマノ +1

つまり、主な仕事は**「緩んだラインが不自然な経路を通って巻かれにくくすること」**。

ルアーを跳ね上げたり、止めたりする場面で役立ちます。

「このプラスチック、何のために付いとるんだ?」と外してしまったら、頼んでもいないリストラです。

「糸ふけ」と「糸ヨレ」は似ていて別の話

ここが重要です。

糸ふけは、ラインの張りが失われてたるんでいる状態。

一方の糸ヨレは、ライン自体にねじれが生じている状態です。

アンチツイストフィンが得意なのは、たるんだ糸を巻き取る際のトラブルを減らすこと。メーカーが案内しているのも、糸ふけの抑制と、よれた状態での巻き付きの軽減です。

だから、すでにラインへ強いねじれが蓄積している場合まで、フィンだけで元通りになるとは考えない方がいいでしょう。

強風や糸巻き量など、別の条件でもトラブルは起こります。

「アンチツイストが付いとるから、何をしても大丈夫!」

そこまで万能なら、名前を「全部解決フィン」に変えたいところです。

C3000XGで確認したい、巻き始めの一瞬

C3000XGは、ハンドル1回転で最大94cmを巻き取れるエクストラハイギア仕様。手返しや素早い糸ふけ回収を重視するモデルです。

たとえば、ルアーを大きく動かした直後にラインがフワッと緩んだとします。

ベールを閉じたら、ラインがラインローラーを正しく通っているか確認。軽く張りを作って巻き始め、スプールに緩い輪ができていないか見ます。

フィンがあるからといって、たるんだラインを無理やり全部巻き込んでいいわけではありません。

大きな輪ができていたら、キャストを急がず、安全を確認してラインを引き出し、巻き直しましょう。結び目があればラインの傷みも確認します。

大物が掛かってからラインが団子になると、笑い話にもなりません。

フィンを点検するときは「曲げない・こじらない」

釣行後のチェックでは、まずフィン周辺にゴミや糸くずが絡んでいないか、目で確認します。

次に、明らかな欠け、変形、位置のずれがないかを見る。これが自分でできる外観点検です。

弾力があっても、指で曲げて試す必要はありません。

ラインが引っ掛かる、フィンが傷んでいる場合は、曲げ戻したり接着したりせず点検へ。

フィンの状態確認と、ラインローラーのベアリング整備は別の作業です。

フィンにオイルを垂らしても、変形や傷が修理できるわけではありません。

海で使ったら、フィン周辺の汚れも残さない

シマノのスピニングリール日常メンテナンス案内では、釣行後に真水の流水で塩分や汚れを洗い流し、日陰で十分に乾燥させることが基本とされています。洗浄中はハンドルを回さず、スプールを装着しドラグを軽く締めて洗います。SHIMANO シマノ

フィン周辺も汚れを残さないようにしますが、先端を強くこすったり、細い工具を差し込んだりする必要はありません。

洗浄・乾燥後、ボディ外装の指紋や皮脂汚れを落とすなら、ReelBaseYAMAのRBY after castも便利です。

柔らかいクロスへ適量を取って、ボディの外側をやさしく拭き上げるクリーナー。フィンやラインローラー内部へ直接吹き付けるものではなく、メーカー指定の水洗いの代わりにもなりません。

糸が何度も下へ落ちるなら、原因をひとつに決めない

巻き始めの張りを意識しても、ラインが何度も不自然に巻き込まれる。

フィン周辺が変形しているように見える。

または、ラインのねじれや巻き形状そのものがおかしい。

そんな場合は、フィンだけの問題と決めつけないことが大切です。

ReelBaseYAMAでは症状と使用状況を確認し、必要に応じて分解・洗浄、関連部品の点検、指定に合った油脂の選定、組み立て・調整・最終検品まで行います。損傷があれば部品交換が必要になる場合もあります。

23ストラディックのアンチツイストフィンは、糸ふけのトラブルを減らすための工夫です。

フィンに任せるところは任せる。でも、ラインを整える最後のひと手間は釣り人の仕事。

この違いを知っておけば、次の一投も安心して送り出せます。

参考資料

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