【22ステラ&21ツインパワーSW】精密ギアとタフ構造、それぞれの持ち味を再確認するメンテナンス事例
- 山 リールベース
- 7月20日
- 読了時間: 1分
🎣今回のご依頼リール
22ステラ 4000XG
21ツインパワーSW 8000HG
■22ステラ:中間ギア摩耗によるバタつきとノイズ
巻き時に「バタバタしたノイズと違和感がある」とのご相談。
点検の結果、中間ギアCおよび中間ギア大に摩耗が見られ、それがオシュレート動作時の不快な振動やノイズの原因となっていました。
今回はこれらのギア交換とYAMAベアリング(5点)を新調し、各部洗浄・グリスアップを実施。
作業後はスムーズかつパワフルな22ステラ本来の巻き心地が復活。まさにハイエンド機らしい仕上がりです。

■21ツインパワーSW:ベアリング交換のみで回復
こちらは「巻きが重く感じる」との症状でしたが、内部を確認すると複数のベアリングに経年劣化が発生。
YAMAベアリング5点を交換したことで、巻きの軽快さと静粛性が見事に回復しました。
過酷な環境でも安定した性能を発揮する21ツインパワーSWのタフネスさとコストパフォーマンスの良さが際立った1台でした。

🔧まとめ
22ステラの精密な構造と高性能、21ツインパワーSWのタフネスと実用性、
どちらの良さも改めて感じられるメンテナンスとなりました。


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