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山 リールベース
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登録日: 2021年5月2日
記事 (31)
2025年12月1日 ∙ 5 分
18エンゲツプレミアムシャリ感と異音のストレスから解放
18 エンゲツプレミアム 150/151 シマノのタイラバ専用機として、高精度な落とし込みと等速巻きを実現したプレミアムモデル。 マイクロモジュールギア×HAGANEボディで高い巻き上げ質感が特徴。 ■ 症状 巻きの シャリ感(ザラつき) 巻き始めの抵抗感 ボディ内部に 塩ガミ 多数 ベアリングに サビが複数個所 ラインローラー・クラッチ周りの動きが重たい ■ 原因解析 使用環境が海中心だったため、内部への微量の水・塩分侵入 → ベアリングの腐食・サビ を誘発 特に、スプール軸支持ベアリング・ハンドルノブ内・ピニオン部の上下ベアリングに傷みが顕著 ギア自体は良好だが、汚れ・乾燥が強く、巻き抵抗の一因に 滑らかな巻き感を司るベアリングがダメージを受けると、 → シャリ感(細かい振動・ザラつき) → トルク抜け に直結する。 ■ 交換パーツ ※ご依頼内容より 各部ベアリング交換(複数) 必要箇所のOリング・座金類を洗浄再利用 ■ 整備内容 全分解 → 洗浄 → 塩ガミ除去 腐食したベアリングはすべて新品へ交換 マイクロモジュールギア(MMG)を丁寧に再グリスアップ...
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2025年11月21日 ∙ 3 分
22ステラ至高の巻感を取り戻す
SHIMANO 22ステラ(STELLA) シマノのフラッグシップとして「精密感」「滑らかさ」「耐久性」の三拍子を極めた名機。 今回の個体は使用頻度に伴う細かなゴロツキ・ザラツキを感じる状態でのオーバーホール依頼。 ■ 症状 リーリング時にわずかなゴロ感・微振動 ラインローラー部の回転抵抗 回転全体の“重さ”を感じるとのこと ■ 原因解析 今回のゴロツキの主原因は以下: ● ① ラインローラー部のベアリング摩耗 ソルト使用では特にダメージが入りやすく、微細な腐食 → 異音・回転抵抗を発生させる定番箇所。 ● ② ローラークラッチ内部の汚れ クラッチ内のオイル変質・微細な汚れにより回転初動の重さが増加。 ● ③ 中間ギア支持部(調整バネ)ヘタリ 長期使用でテンションが弱まり、ギアの噛み合いにほんのわずかな“ゆるみ”が出ることで 軽微なノイズが発生。 ■ 交換パーツ(見積もり反映) オーバーホール工賃 ローラークラッチ組 YAMAベアリング ローラークラッチガイドシール 中間ギア軸調整バネ 返却送料 ※ ■ 整備内容 全パーツ分解洗浄(超音波・手洗い併用)...
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2025年11月20日 ∙ 3 分
20ツインパワーベール変形、ゴリ感を解消(Twin Power)オーバーホール
シマノ 20ツインパワー(Twin Power) ツインパワーシリーズ特有の“剛性 × 巻きの粘り”をバランス良く持ったミドルハイモデル。 今回は 巻きのゴロツキ と リーリング時のコツコツ感 が強くなってきたということでオーバーホールのご依頼。 ⚠️症状 ・巻き始めでザラつき ・一定速度でコツコツとした衝撃感 ・軽負荷でも回転抵抗が強く、滑らかさが無い 🔍原因解析 分解したところ、以下の状態を確認👇 ● ピニオンギア・ドライブギア軸ベアリングの摩耗 内部のグリス乾燥+微錆によりノイズ感が発生。 ● 純正ラインローラーの回転不良 潮噛み痕あり。回転が悪く、ラインへの負担&巻きノイズの要因に。 ● ベール組の摩耗(クリック系) 摩耗により開閉の抵抗が不安定。 交換により操作感が大幅に改善。 ● グリス劣化 ギア周りが乾燥気味で“粘りのある巻き心地”が失われていました。 🧩交換パーツ YAMAベアリング ×4 純正ラインローラー ベール組 ドライブギア+ピニオンギア アームカム OPプレミアムグリス 返却送料 剛性の高いツインパワーは“摩耗しているパーツを交換すると巻きの質が一...
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