【ソルティガIC重症】巻きの違和感の正体はサビと固着
- ReelBase YAMA
- 6月10日
- 読了時間: 3分

ダイワ ソルティガIC
タイラバやライトジギングをはじめ、オフショアゲームで人気の高いカウンター付きベイトリールです。
高剛性ボディとパワフルな巻上げ性能が魅力で、船釣りでは定番機種のひとつですね。
今回は巻きの違和感と回転不良が気になるとのことでお預かりしました。
点検結果
分解してみると、内部はかなり厳しい状態でした。
各部ベアリングにはサビが発生しており、固着して回転しない箇所も複数確認。
さらにドライブギア・ピニオンギアにも腐食が見られ、巻き感悪化の原因になっていました。
ソルティガICは非常に頑丈なリールですが、船上で使用されることが多いため、どうしても塩分の影響を受けやすいリールでもあります。
今回もまさに海水によるダメージが蓄積したケースでした
交換パーツ
・各部ベアリング
・ドライブギア
・ピニオンギア
整備内容
・全分解洗浄
・腐食箇所のクリーニング
・ベアリング交換
・ドライブギア交換
・ピニオンギア交換
・各部グリスアップ
・クラッチ機構点検
・巻き感調整
整備後
整備前はハンドルを回した瞬間からゴリゴリとした抵抗感がありましたが、交換・調整後は大幅に改善。
ベアリング固着による回転不良も解消し、ソルティガ本来の力強く滑らかな巻き感を取り戻しました。
ギア交換の効果も大きく、巻き上げ時のノイズや引っ掛かりもなくなっています。
ソルティガICだから大丈夫…ではないんです。
お客様からよく
「ソルティガだから壊れないでしょ?」
と言われます。
もちろん耐久性は非常に高いリールですが、ベアリングやギアは消耗部品です。
特に船釣りでは、
・潮風
・海水飛沫
・高湿度
・魚の血や汚れ
など、リールにとって過酷な環境が揃っています。
そのため高級機であっても、メンテナンスを怠れば今回のようなサビや固着は発生します。
長く使うためのポイント
釣行後は真水で軽く洗い流し、水分をしっかり拭き取ること。
そして違和感が出る前に定期的なオーバーホールを行うこと。
ギア交換まで進行してしまうと修理費用も大きくなりますが、早めのメンテナンスならベアリング交換程度で済むケースも少なくありません。
まとめ
今回はベアリングのサビ・固着、さらにギア腐食まで進行していたソルティガIC。
各部交換とオーバーホールを実施し、巻き感は大幅に改善しました。
ソルティガの性能を長く維持するためにも、定期的な点検とメンテナンスはやはり重要ですね。
これからも安心して実釣で使っていただける状態に仕上がりました。


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