
REELBASEYAMA
STORY
THE HISTORY
1993年生まれ
小学校3年生から釣りに興味を持ち
近所の池で鯉やブラックバスを追いかけ
自転車を走らせた少年時代。
18歳の頃本格的に釣りを始めた代表の
大山淳司(以降YAMAと略す)
社会人になったばかりの頃
新しいことに熱中したいと
趣味で始めた釣りに
なけなしの貯金を
叩いて買った10ステラ。
使い方もろくに知らない素人が無理をして
使ったからだろうか
半年ほどで調子が悪くなり
メーカーへ修理依頼。
返却後の仕上りに「なにか違う」
という感覚を
覚えたのを鮮明に覚えている。
YAMAは4人兄弟の次男で兄弟も多く
正直、貧しい育ちで「おもちゃ」を
買ってもらう機会はほとんどなかった。
当時のYAMAの「おもちゃ」といえば、
●目覚まし時計
●おやじの持ち帰ってきてくれる木材の欠片
●住んでいた団地に捨てられた朽ちた自転車
こんなとこだろうか。
おやじが製材屋に勤めてたからか家には
一丁前にいろんな工具は揃っていた。
その工具たちを手にして
物心がついたころには目覚まし時計を分解して
どうやってこの「チリリリリン」の音を
大きくしようか
親に隠れて夜更かしをしていたのを思い出す。
小学校6年生の頃には朽ちた自転車を分解して
2台を1つに繋ぎ合わせて
無理やり二人漕ぎ自転車を作ったことを思い出す。
近所の子を沢山巻き込んで何日もかけて
造ったこのプロジェクト。
あの完成した時の達成感と漕いで走れた時の喜びは
忘れたくても忘れられないと思う。
そんな経験や生き方をしてきたYAMAは
手先の器用さや図面の読解力には優れていた。
そして、歳を重ねるごとに探求心も強くなっていた。
大人になって覚えたあの「違和感」
直らなかったなら直せばいい!と思い
リールメンテナンスに手を染める。
これが沼への一歩とも知らずに、、、。
それから10年。
釣り友達、知り合いのおじさんや
釣り場であったお兄さんと話して
たくさんのリールをメンテナンスさせてもらった。
たくさん壊しかけて、たくさん出費して
たくさん時間かけて、たくさん喜んでもらった。
2020年早々に起こった悲劇
新型コロナウイルス
この時、釣りにも行けなくなり
家に閉じ込められたYAMAはふと思ったんです。
これはメンテナンスの「タイミング」じゃないかと。
すぐに知り合いの釣り人みんなに連絡し
一つ返事で僕の手元へぞろぞろ届くリールたちを
メンテナンスしていく内に気が付いたんです。
もしかしたら、日本全国に同じように
やってほしい人がいるんじゃないかな?
釣りに行けない今めんてしたいんじゃないか?
もしそうなら全部直してあげたい!
そう思い立ち
2020年3月にReelBaseYAMAを開業
技術と信念を信じ貫き、失敗を怖がらず1台1台と
真正面から向き合ってきたこの5年間
ありがたいことにお客様にも恵まれ
年間1600台のリールを直すリール屋へ成長しました。
この先、YAMAの体がもつまですべての釣り人の
釣りライフを支える気持ちで日々精進していきます。
抜群の仕上りをご体感してみてください。